小沢くんに会いに行く
チケットを買ってしまった。
なるべくフラットな気持ちでさらっとこなした。これがすごいことなのはわかってるけど、あまりそれを自分に気付かせないようにしている。
冷静に。
冷静にその日を待つのだ。
決して特別な日だなんて思ってはいけない。
熱とか出しかねないから。
とかなんとか言いながら今我慢できなくて小沢くん聴いてたらだめだ、これは昂る。
なんでこんなにやさしくてあったかくて泣けるんだろう。
柔らかくてまるい、でも子どものそれとは違う言葉たち。
20数年前なんて毎日毎日飽きもせずにどれだけ聴いたかわからない。
そうしていつか全ては優しさの中へ消えてゆくんだね、だよほんと。
小沢くんの音楽を全身に浴びれると思うと楽しみなのである。