思い出の中でlonely

満月ではなかったけどすごく月が綺麗で、澄んでて、私はスーパーの帰りに両手で荷物を持ちながら歩いてた。スナックの前を通ったらお客さんの歌う声が漏れてて微笑ましい気持ちで通り過ぎたのにふと懐かしい気持ちになって思わず立ち止まる。

わたし、これ知ってる。

必死にメロディーと歌詞を聴き取ろうとして意識を集中させたら相川七瀬のNostalgiaだった。

それを理解してからどうしよう!って気持ちだけが昂って動けなくなってしまった。

歌ってたのが男の人だったのもあって、昔好きだったのかなぁとか彼女が好きだったのかなぁとか今でも好きなのかなぁとかこの曲だけが好きなのかなぁとか、いろんなことを思いながら。

私がスーパーの袋を両手にぶら下げてなくてほろ酔いだったらそのお店に入ってたかもしれない。

私と同じ曲を聴いてる人がいるって当たり前なようで神秘でもある。

 

灼けつく想いが今もこの胸焦がしてるんだなぁ。