コンクリートの床

久しぶりに乙女心全開でときめく夢を見たから残しておきたいと思います。

細かい設定とか状況が完全に今読んでる本に影響されまくってるんだけど、それは省略するとする。

 

「これ、7ヶ月前に買ってんけどな」

 

ってとても7ヶ月しか使ってないようには見えないグサグサの古びた腕時計を私の二の腕につけてる男がいるわけです。普通に考えたら手首にするものが私の腕に入るわけがないのにそこは夢なんで!まだゆとり、ありました!

男は多分組織的な何かに追われててそこに身を隠してるんだけど、初めて会った私にそれを託してる時点で私はこの事実を伝えるべき誰かがいることと、この男がその人の元には戻れないということを悟る。あと、その腕時計が誰かの目に留まってはいけないということも。

 

「ホンマはこれ、手紙入れれるようになってんねん」

 

「やっぱり一言だけ書こかな…」

 

私はそれを聞きながら、書きーや!書き!早く!と心の中で思いながら黙ってた。

そしたら彼は、「やっぱり一言では無理や」って縋るように私を抱きしめたんですね!!!!

 

書きぃや!

 

もう!

 

起きてもうたやん!

 

腕時計誰に渡せばよかったんよ!

 

あほ!

 

なんかわからんけどものすごく想ってる誰かへの気持ちが腕時計とか彼の腕から流れ込んできて胸がいっぱいだったお話。