この日ピアスを片方なくしました

「赤の他人に素敵だって言われたら受け入れるくせにどうして俺の言葉は疑うの」

海外ドラマを見てたらそんな台詞があって、あるよなぁ…こういうのあるよなぁ……って溜め息。端から二人を見てると「その子あんたのこと好きやねん!ごめんな!素直になられへん子やねん、許したって!」ってやいやい言いたくなるけど当事者からすると結構悲しくなるやつね。なんで信じてもらえないんだろうとか、なんでそんなにも拒絶するんだろうとか。

それと同じで外から見てるとなんてことないのに、中にいるといろんなことが恥ずかしかったり当たり前のことができなくなったりするんだなぁっていう話をこの間聞いてきた。

結局のところ、好きな人に拒絶されるのが怖くて必要以上に空気を読んで近付けない可愛いこと言えない誘えないっていうのが恋する女の子なんだろうか。

他の人になら簡単にできてしまうことも好きな人相手だと全て不可能になる感じ大変よね。

「会いたい」『言ったらいいやん』

「声聞きたい」『言ったらいいやん』

「香水何使ってるのか気になる」『聞いたらいいやん』

「絶対キモいと思われるじゃないですか!」『質問することがなんで気持ち悪いに繋がるん…』

「香水何使ってます?」『私にはさらっと聞くんかい』

要約するとそんな会話をしてきました。

言った方が絶対得なのに、と思うようなことも言わずに心にしまってたりするからもったいない。

恋ってすごい。人を臆病にさせるね。